夏になると海に行くと楽しいですね。海ですがすがしい潮風にあたりながら、美味しい魚を釣りたいと考える方がいるかもしれません。そこで試していただきたいのが、ジグサビキです。ジグサビキは青物などを効率的に釣ることができる釣り方となっているので徹底解析します。
ジグサビキとは?どんな釣り方?
ジギングのタックルに、サビキ仕掛けを結んだのがジグサビキです。
釣り方としては基本的にはジギングと同じですが、サビキ仕掛けによってメタルジグでは釣りにくい小型の魚も同時に狙えるので、坊主逃れの釣り方としてジグサビキは人気です。メタルジグは金属製のルアーのことで、種類は、ショートタイプをはじめ、ストレートタイプ、ロングタイプ、左右非対称、スローがあります。
ショートタイプは空気抵抗が少なくて、遠くまでキャスティングできるメタルジグで、ベイトフィッシュとなる小魚を模した形状です。ストレートタイプはロッドアクションに素直に追従するメタルジグとなっています。
ロングタイプはジャークでの滑走距離が長く、フォールでの速度が速いメタルジグです。左右非対称は左右の形状が非対称で、不規則な動きをするので初心者向けのメタルジグとなっています。
スローは落ち葉のような形状で、ひらひらと落ち葉が落ちるようにゆっくりアクションする特徴があります。サビキ仕掛けは、幹糸に数本の枝糸が結び付けられており、枝糸の先に針とケイムラが結び付けられており、魚を誘います。
夏のジグサビキで釣れる魚について
ジグサビキでは、サバやアジをはじめ、サワラ・カツオ・サゴシ・イワシなどといった青物や、メバルやカサゴ、カマスなど多種多彩な魚が釣れます。特に、夏になるとよく釣れるのが、サバやアジ、カマスなどで狙い目です。
ご覧になったようにジグサビキで釣れる魚は、おなじみの魚が多く釣った後に持ち帰り、調理して食べることができるので楽しみですね。
ジグサビキに必要な道具や装備
ジグサビキでは多種多様な魚が釣れるため、自分が釣りたい魚の大きさによって、道具選びが変わるので紹介します。
仕掛けについて
例えば、メタルジグで大型魚(大サバ、大アジ、サワラ、カツオなど)をメインに釣りたい方には、
- 40~80g程度メタルジグ
- サビキ仕掛けのハリスは2号
- 針は8号
- 幹糸は4号程度
中型魚(サバ、アジ、サゴシ、カツオなど)をメインに釣りたい方には、
- 20~40g程度メタルジグ
- サビキ仕掛けのハリスは2号
- 針は7号
- 幹糸は4号程度
小型魚(カマス、アジ、サバなど)をメインに釣りたい方には、
- 20~30g程度のメタルジグ
- サビキ仕掛けのハリス1.5号
- 針は6号
- 幹糸は3号程度
上記のような組み合わせを目安にジグサビキの仕掛けを選びましょう。